みなさ〜ん♡
こんにちりーん(๑•̀‧̫•́๑)
私立輝女学園  出席番号21番
神山凛ですっ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

金曜日にスタジオ収録がありました♪
久しぶりに6人でそろったので
すごく嬉しかったです(#^.^#)

スタジオ収録では撮影したドラマを
見ることができました♪
初めてのドラマ撮影だったし
自分の演技を見るのも初めてだったから
ドキドキ♡

良かった点もあったけど、反省点も
いっぱい(。-_-。)
次回にいかしていきたいです!
放送を楽しみにしててくださいね〜


さてさてらずりんウォーズも第3回目に
突入しました。

それではお楽しみください!!
「らずりんウォーズ」
エピソード3/出会いと別れ

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「らずりんウォーズ」
エピソード3/出会いと別れ

らずたいの間の中央にある
ウォールナットの丸いテーブルを囲み
リン姫とシン王子は座っていた。
お付きのエトとヨルマンも一緒だ。

らずたい王国の宮殿はパパ国王により
シン王子が生まれた3年前に改装された。
このらずたいの間もその時に
年の離れた姉弟が一緒に過ごせるよう
二人の部屋の中間地点に作られた。

毎日の夕食後、ここで食後のデザートを
楽しむのが二人の日課であった。

しかし…
それも今日で最後になるのかもしれない…
リン姫はそう思いながら
なかなか話を切り出せずにいた。



「ねっちゃん。
ケルヘボンのタルトはおいしいね!」

満面の笑みを浮かべながら
シン王子はコーヒーカップを持った。

この3歳の弟は驚くことに
ブラックコーヒーを「おいしいおいしい!」
と言って飲む。(本当に!)
きっとパパ国王に似たのね。
私はこんな苦いものは飲めない…

シン王子はコーヒーを飲もうとしたが
カップを持った手をとめた。
「ねっちゃん、しょうゆは入れてないよね?」

かわいい弟ね。
私がいなくなったら
この弟はどうなってしまうのだろう?
そう思うと涙が出てきた。

「ねっちゃん、どうして泣いてるの?
ケーキにわさびが入ってたの?」

「そうじゃないの…
そうじゃないのよ…シン王子…
ねぇ聞いて…
ねっちゃんは明日、王国を出ることに
なったの。」

「えっどうして⁉︎  どうして⁉︎
いやだ!いやだ!
ねっちゃんと、ずっと一緒にいる!」

横を見ると
エトが泣いてる。
ヨルマンも泣いてる。

「シン王子、あなたはこの国の後継ぎよ。
しっかりしなくちゃダメ!
少し出かけてくるだけだから。
すぐに帰ってくるから、大丈夫!
おみやげもいっぱい買ってくるから。」

「本当に?
本当にすぐ帰ってくる?
おみやげもたくさん?」

「そうよ!
私がシン王子にうそついたことある?」

「ないけど…
分かった!ぼくがんばる!
ねっちゃん、いなくても大丈夫!」

「そうよ!さすが私の弟ね。
らずたいの練習も忘れずにね!」

「わかった!
ヨルマンにいっぱいらずたいするね。
まずはシュークリームにからしだね。」

「ヨルマンもこれから大変ね(笑)」

リン姫はそう言ってヨルマンとエトを見た。
そして、ふたりの手をとってこう言った。

「ヨルマン、シン王子のこと頼んだわよ。
あなたがついていれば安心だわ。」

「エト、私がいなくなっても
さびしがらないでね。必ず帰ってくるから。
ヨルマンと一緒にシン王子を支えて。」

「はい…リン姫様。
シン王子はお任せください。」

「姫様、お待ちしております。
必ず…必ず戻って来てくださいね。」

2人はそう言いながら、さらに涙を流した。

「あれ? ヨルマンもエトのケーキにも
わさびが入ってたのかな?」

そんなむじゃきな王子を見て
3人は笑ったのだった…

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ふいに前方からガサガサと音がして
リン姫の意識は一瞬にして
現実に引き戻された。

姫は身をかがめたまま音の方を見つめた。
すると草木の隙間から近づいてくる人影を
見つけた。

2人の距離が縮まり5mほどになった。
ちょうどその時、朝日が照らし辺り一面が
明るくなった。

エトの話だと姫を護衛する親衛隊には
らずたい王国の紋章が入った紫の布腕輪を
パパ国王より授与が渡されているらしい。
それを目印にするようにとのことだった。

(※布腕輪…今でいうリストバンドような物)

朝日がその者の右腕に射して
紫の布腕輪を見ることができた。

リン姫は「ここにいるわ。」
と言いながら立ち上がった。
その者は姫の存在を確認すると
走り寄り膝を落として拝謁した。

「リン姫様、お会いできて光栄です。
こたび姫の護衛を勤めます…」

「あっ、あなたはゾラ・ダイチ。」

「えっ⁉︎ なぜ私の名をご存じに…」

「よく王宮のイベントに来てたわよね?
私は名前と顔を覚えるのが得意なの。
だからあなたのこと知ってるわ。」

「ありがたき幸せでございます!」

「あなたが護衛してくれるなら安心ね。
ところでほかの者達は?
親衛隊は5人って聞いたんだけど。」

「5人で来ると人目をにつきますので
まずは脱出作戦を考えた私が
ご説明に参りました。」

「そうなの?
このまますぐに脱出するのかと思ってた。」

「人気がない時に脱出すると
もし誰かに見られた場合
かえって目立ってしまいます。

今日は幸いにもハロウィン祭り。
だから仮装をして、祭りの騒ぎに乗じて
出国するのです。
さすれば、誰にも気づかれないかと。」

「なるほど!それはいい考えね。
ゾラ・ダイチは頭がいいのね。」

「いえ、それほどでもございません。
ポイントは仮装でございますので
姫にはしっかり変装をお願いします。」

「それなら大丈夫よ!
ちょうどハロウィンために仮装の衣装を
用意しておいたの。
これを着れば誰も私だって気づかないわ。」

「それは良かったです。
それでは変装して午後1時に王宮の東門
近くの東宮殿にて待ち合わせを。」

「わかったわ。じゃあまた後でね。」

リン姫とゾラ・ダイチはそれぞれ来た道を
誰にも気づかれないように戻っていった。

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約束の午後1時少し前に、リン姫はひとり
待ち合わせ場所である東宮殿に向かった。
もちろん仮装姿で。

歩きながらリン姫は
「我ながら完璧な仮装ね。マジョりんよ♡
これなら親衛隊たちも気づかないんじゃない
かしら。うふふ。。」などと考えていた。

1

 

 

 

 

 

 

 

 

行きすがら、皆にジロジロと見られたが
リン姫はみなが自分の仮装を素敵だと思って
いるにちがいないと鼻高々だった。

しかし実際のところ…
みなの視線は、リン姫は変な魔女の仮装して
どこに行くんだろうという視線だった。

無事に東宮殿の柱の陰に身を潜めていると
リン姫はいきなり後ろから口をおさえられ
暗闇に引きずりこまれた…
「だれ…なの?…」

そう言ったかと思った瞬間
リン姫の目の前は真っ暗になったのだった。

つづく…

2

 

 

 

 

 

 
らずたい王国の紋章

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みなさ〜ん♡
エピソード3/出会いと別れ
いかがでした?

エピソード2で「旅立ちの時」っていう
タイトルだったのに
エピソード3になっても旅立てません(笑)
なかなか脱出のシーンにならなくて
ごめんなさい。

シン王子やエトやヨルマンとのシーンは
これから旅立つリン姫にとって大切だなって
思ったから大事に書きました。
モノコト部で初めてドラマを撮影して
それぞれの人間関係や心の様子を表現する
ことはとっても大切だって気づいたから
かもしれません。

これからのらずりんウォーズ
実は終わりは決まってるんだけど
どうなっていくかりんもまだ分かりません。

そしてっ!
来週はらずりんウォーズはお休みです。
楽しみにしてるみなさん、ごめんなさい。
みなさんにお伝えしたいことがあるので
そちらをやらせていただきます。
お楽しみに♡

3

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも応援ありがとうございます!
バイバイりーん( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾